ENERGY
ROOMの鍼（はり）治療
鍼治療と聞いて、どんなイメージをお持ちですか？4000年以上の歴史があるとも言われる鍼治療、現在の日本でもその技法と鍼の種類は無数にあります。ENERGY ROOMでは、あくまでも『気の流れ』と『経絡・経穴』に最も重点を置く鍼治療を行います。
気とは全ての生命体に宿る一種のエネルギーであり、人体におけるこの気と血液の両方の流れにより健康状態が左右されるという概念が東洋医学にはあります。 血管というルートを血液が流れ、経絡というルートを気が流れます。そしてこの経絡は全身に血管同様に張り巡らされ、そのルート上には経穴という気の流れをコントロールするポイントが存在します。 この経穴が一般的に「ツボ」といわれ、ここに鍼で刺激を与えると、その経穴を経由する経絡の気の流れを良くする事ができます。
血行の促進が人間の身体にとって良い様に、気の流れの調整もまた人体に好影響を及ぼします。 健康な人の身体には新鮮な血液がつま先から指先まで滞りなく送りこまれている様に、健康な人の身体には気もまた滞りなく力強く流れているものです。
マッサージにより血管を刺激して血行を促進するのと同様に、鍼で経絡上の経穴（ツボ）を刺激することによって気の流れの調整をする、というのが鍼治療です。
これにより体調をベストな状態にコンディショニングしたり自己回復力の強化につなげたりします。急に気の流れやバランスが改善して、「何だか知らないけどウソみたいに調子が良くなった」「なぜか元気が湧いてきた」「痛い身体の部分に鍼をしたわけではないのに、患部に触れずに患部を治した！」等いかにも東洋医学らしい不思議な体験をして頂ける事もよくあります。
そして何と言っても予防医学に適した東洋医学、「今、特に悪いところないけど。。。」という時にこそ「身体も備えあれば憂いなし！」とお身体の気の流れを万全にメンテナンスしておく、というのもオススメです。
経穴は身体の表面に存在するため、鍼はそれほど深く刺す必要はありません。また、「鍼で皮膚を刺す」という事をやっている以上これは侵害刺激となり身体にとっては極僅かであっても負担・ストレスを与えるため、使う鍼の本数は少ないに越したことはないというスタンスから当治療院 ENERGY
ROOM では使用する鍼の本数は４、５本、多くても8本程度です。
従いまして、「鍼を何本も皮膚の結構な深さに刺してガツンと効果を実感したい！」という方や「鍼を筋肉や神経に届かせて刺激を与える」とか「鍼に電極をつないで電気を身体に流す快感」の様な鍼治療を求めてらっしゃる方には正直ENERGY
ROOMの鍼治療はオススメしません。しかるべき経穴に鍼刺激を与える事により、身体の気の流れを調える、というのがうちの鍼治療です。一方、身体のツボという「重要ポイント」とそこにしかるべき刺激を受けた時の「感覚」や「変化」を是非体感なさりたい、という方は結構オススメだったりします。
当治療院 ENERGY
ROOM の鍼治療は、鍼治療のみででも、「腱引き療法」に追加オプションとして組み合わせての治療としてでも受けて頂く事が可能です。
